機内カッターシャープニングで、安定した精度とツールコスト削減を達成
完全一貫ソリューション
機械の各軸で、カッターを砥石に対して位置決めします。機上搭載のカッターシャープニング装置は、1刃ずつ割出し、インフィードを行いながら、研磨ストロークを実行します。この方法は、スパーカッターおよびステップシャープニングが必要なヘリカルカッターに適用できます。ワーク径600mmまでの縦型パワースカイビングマシンが対応しています。
アイドリング時間の低減
機上カッター研磨は、工具交換の頻度と初品検査の時間を少なくし、オペレータの関与を大幅に低減することで、非生産時間を排除します。この機能は、大きなロットのワーク生産にとりわけ有用です。
変わらない品質
初品ギヤの切削結果をもとに修正した後、マシンが自動調整することにより、ツールライフ全体を通して一定のギヤ品質を簡単に維持することができます。シャープニングサイクルの頻度は、要求される品質に応じて選択することができます。
ツールコスト削減
ワーク1個当たりにかかるツールコストは、外部での再研磨に比べてかなり低くなります。数個のカッターをセーフティストックがあれば、取扱いや運搬などの手間が減り、ツール在庫を低減することができます。